傷を負った少女

「うっ!」

『早く海斗の家行かないと~!ん?なんだろ、あれ』

「やだっ!怖いっ!やだっ!」

「夏美、夏美!!!」

「……っ!海斗っ……」

「夏美、大丈夫?」

「美穂子ちゃっ……」

みんなが、心配そうに私を見ていた。

私は少し休んだ。

「夏美、ごめん!」

「え……?優希ちゃん……?」

「あたしが無理矢理歌わせちゃったから……」

「大丈夫だよ……優希ちゃんは悪くない……ほら、唐辛子でパニクっちゃった」