傷を負った少女

その日の授業が終わり、お掃除の時間になった。

「夏美、水よっろしくっ!」

「うん!」

美穂子ちゃんからバケツを貰い、お水を汲みに行った。

そして、教室に戻ろうとした時だった。

「……!!!」

誰かの視線を感じた。

そして、なぜか知らないけど、背筋に寒気が走った。

ーーバコッ

「キっ……キャーーー!」

「「「……!!?」」」

持っていたバケツを落とし、悲鳴を私はあげた。