傷を負った少女

なんとか無事だった。

「危ないだろ!!!ちゃんと見てから渡れ!!!」

俺は怒鳴ってしまった。

すると、少女は泣きだしてしまった。

「ごっ、ごめんなさいっ……ううっ……ぐすっ……」

「あっ、やっ……」

なぜか、この少女は小さな子供みたいな感じだった。

そして、夏美に似ていた。

「さっき、ごめんな」

俺は、その子に言った。

少女は首を横に振った。

やっぱり、似ている。