傷を負った少女

この前、目を覚ましたとかなんとか聞いたけど、忙し過ぎて、行けていない。

会いたい……

「夏美……」

そう、呟いた時だった。

ーープップー

「……!」

クラクションが聞こえてきた。

車が走ってきていた。

そして、一人の少女も。

このままだと轢かれる。

「危ない!!!」

咄嗟に動いた身体。

俺達は倒れ込んだ。