傷を負った少女

ーーズキッ

「つっ……」

「大丈夫か?」

「うん!」

なんでだろ……

全然よくならない……

「夏美、無理すんなよ?」

「うん!」

海斗は優しく微笑んだ。

だけど、その微笑みになにか、裏があるような気がした。