傷を負った少女

「遺書もあったんだ」

「遺書も……」

「それには、こう書かれていた」

【私は先生に騙された。

好きだって言われて嬉しかった。

だけど、先生は私のことなんて好きでもなんでもなかったんだ。

私は欲求を満たす、ただの玩具にすぎなかった。

時には、先生以外の人にもやられた。

気持ち悪い。

私のお腹の中には、先生の赤ちゃんがいる。

だけど、産む気はない。

だから、父さんと母さんには悪いけど、この子と一緒に死にます。

17年間、育ててくれてありがとう。

さようなら】