傷を負った少女

「何者だ、テメェ」

「フッ……」

「うあっ!!!」

ーードサッ

「はあっ……はあっ……」

海斗はやられっぱなしだった。

「なんで兄ちゃんがっ……」

そう、私も思った。

誰よりも強いから……

「今日はいいや……」

ーーカツッカツッ

「やっ……」

「姉ちゃんに近づくな!」

私に近づいてきたが、夏衣くんが庇ってくれた。