「ん?どうしたの?」 光琉くんとは1メートルの距離を保ちながら話していたけれど。 私が目線を落としたその一瞬の隙に、その距離感はぐっと縮まっていた。 「このシュチュエーションにも萌えるなぁ。ムラムラするわ」 「萌える……?え、ちょっと…」 光琉くんの両手が私の顔の横をとおり、ドン、と壁で止まった。 顔を右に向けても左に向けても、そこには光琉くんの腕があって。 顔も、キスできそうなくらい近くにあるから一瞬にして頭が真っ白になった。 「すげぇキスしたくなる」