『私も洋くんに会いたいな』 会いたいって言われれば、私は決まってこう送り返してる。 ラインのやりとりをしていると、本当に洋くんに会いたくなってしまうんだもん。 『好きだよ』 洋くんからきた返信は、たった4文字ですごく短いけれど。 それだけのメッセージなのに、嬉しくて嬉しくて。 ベッドにダイブして、両足をバタバタさせて喜ぶ私はもう勉強どころではなくなってしまっていた。