夕方になると、いつも君はやってくる。

『しずくさん!』
「君、買いすぎだ。私はそんなに食べれないのだが。」

君の手には、毎回たくさんのお菓子が抱えてあった。

「今日は、何のお菓子なの?」
袋を開ける。

『マカロンです。』
甘い匂いが広がった。