スイーツよりも甘くとろけさせて

負の感情が連鎖して、涙が溢れ出す。


スイーツの味も紅茶の味も何も堪能出来ない。


さっきまでは美味しかったのに、今は美味しく感じられない。


スイーツに涙が零れ落ち、ポツリ、ポツリと水玉模様が出来た。


「……穂奈美?」


「わぁ、彼女さん…かなっ?ごめんなさい、つい話が弾んでしまって!」
「泣かないで下さいっ!」


泣きたくないけれど、自分でもどうしようもなく、溢れ出す涙が止められない。


完全なる嫉妬、晴空君の彼女達に対する態度。


同級生達に久しぶりに会って話が弾んでいるのに多めに見てあげられない自分、仲間に入れない悔しさ。


感情をさらけ出し、抑えられない。


───晴空君、本当の気持ちを教えて欲しい。


好きか嫌いか、どっちかだけでも良いから。