4月25日(土)、気持ちいい天気の日、昼下がり。
私、亜衣は彼氏、圭太の家に向かっていた。
ワンピは後ろにファスナーのついているものだし、下着は新調した可愛いものだし、ムダ毛処理はちゃんとしたし……うん、きっと大丈夫!!

私は圭太の家のインターホンをピンポーンと押した。
すると「いらっしゃい。上がって!」と圭太が出迎えてくれた。私は「お邪魔します。」と言い、圭太の案内に従って、寝室に入った。
「じゃあ、荷物置いたら始めようか?」と聞かれ、「うん。」とうなずいた。
いよいよ初めてのをするんだな。
私の胸には、希望と緊張がごちゃ混ぜになった感情が芽生えていた。