明凛「ここの学校って変わってるでしょ。私立だから建物は大きいし、食堂とかあるし。高校みたいだよね〜」
本当にその言う通りだった。
制服もオシャレだし、ここの学校では不便だと思うことがなさそうだ。
舞「お高い学校って感じね…」
思わず苦笑してしまう
明凛「でもいじめとかないし、先生もみんないい人だし、楽しいから大丈夫よ!」
舞「ありがとう。本当に楽しそう!」
あかり「で、ここが3-B」
私たちは3-A
でもなぜかB組は隣ではない
明凛「入ってみる?私の友達いるし、大丈夫!」
舞「そっか。じゃあ失礼しまーす…」
B組もなかなか広い
ここは本当に学校か……?なんて思ってしまうほどの広さだ
?「なになに?この子転校生?」
明凛「うん!舞っていうの、仲良くしてね」
舞「よろしくお願いします!」
海咲「私は崎野海咲。よろしくね!」
舞「こちらこそ!」
ふと、見覚えのある人影が通り過ぎた気がした
舞「……悠真?」
海咲「え?伊野田くんのこと知ってるの?」
舞「伊野田……まさか…」
あかり「本当に知っるの?」
舞「うん…幼馴染」
二人「えええ?!」
舞「ごめん!私行ってくる…!」
私は無我夢中で追いかけた
舞「ここ、どこ…?!」
ここの学校は無駄に広い
そのため迷子になって当然
舞(何にも知らないし…。転校生の私が無茶するんじゃなかった…)
?「あれ?どうしたの?授業始まるよ?」
舞「…はい?」
見上げると同じ色のネクタイをしている
男子がいた
舞「実は迷っちゃって…。私、転校生でA組の佐倉舞です」
?「はは、可愛いなぁ。俺はC組の佐山大輝。よろしくね?」
舞「ど、どうも…」
大輝「A組の子がなんでこんな正反対のところに…って迷ったんだよね。案内するからついておいで」
舞「あ、ありがとうございます……」
舞(ここの学校って顔の偏差値が高い…)
いわゆる、佐山大輝はイケメンだ
大輝「はい、着いたよ〜」
舞「ありがとうございました!」
しかし、授業は始まっていた
今さら入ると言っても場違い…
大輝「屋上でも行く?」
舞「いえ、大丈夫です。ありがとうございました…」
大輝「そ?じゃーねー♪」
舞(どうしよう…。校内散策でもしようかな)
コトコト歩いてると中庭が見えた
舞(…!綺麗……)
急いで走って外に出ると、そこに一人、人がいた
舞「……悠真……?」
?「……アンタ、舞?」
舞「そうだよ!佐倉舞!やっぱり悠真だ!」
悠真「なんでこの学校にいるわけ?」
舞「……え?」
そこにいた伊野田悠真は
昔とは全然違っていた
冷たい眼差し、素っ気ない態度
まるで、私を避けているかのように
本当にその言う通りだった。
制服もオシャレだし、ここの学校では不便だと思うことがなさそうだ。
舞「お高い学校って感じね…」
思わず苦笑してしまう
明凛「でもいじめとかないし、先生もみんないい人だし、楽しいから大丈夫よ!」
舞「ありがとう。本当に楽しそう!」
あかり「で、ここが3-B」
私たちは3-A
でもなぜかB組は隣ではない
明凛「入ってみる?私の友達いるし、大丈夫!」
舞「そっか。じゃあ失礼しまーす…」
B組もなかなか広い
ここは本当に学校か……?なんて思ってしまうほどの広さだ
?「なになに?この子転校生?」
明凛「うん!舞っていうの、仲良くしてね」
舞「よろしくお願いします!」
海咲「私は崎野海咲。よろしくね!」
舞「こちらこそ!」
ふと、見覚えのある人影が通り過ぎた気がした
舞「……悠真?」
海咲「え?伊野田くんのこと知ってるの?」
舞「伊野田……まさか…」
あかり「本当に知っるの?」
舞「うん…幼馴染」
二人「えええ?!」
舞「ごめん!私行ってくる…!」
私は無我夢中で追いかけた
舞「ここ、どこ…?!」
ここの学校は無駄に広い
そのため迷子になって当然
舞(何にも知らないし…。転校生の私が無茶するんじゃなかった…)
?「あれ?どうしたの?授業始まるよ?」
舞「…はい?」
見上げると同じ色のネクタイをしている
男子がいた
舞「実は迷っちゃって…。私、転校生でA組の佐倉舞です」
?「はは、可愛いなぁ。俺はC組の佐山大輝。よろしくね?」
舞「ど、どうも…」
大輝「A組の子がなんでこんな正反対のところに…って迷ったんだよね。案内するからついておいで」
舞「あ、ありがとうございます……」
舞(ここの学校って顔の偏差値が高い…)
いわゆる、佐山大輝はイケメンだ
大輝「はい、着いたよ〜」
舞「ありがとうございました!」
しかし、授業は始まっていた
今さら入ると言っても場違い…
大輝「屋上でも行く?」
舞「いえ、大丈夫です。ありがとうございました…」
大輝「そ?じゃーねー♪」
舞(どうしよう…。校内散策でもしようかな)
コトコト歩いてると中庭が見えた
舞(…!綺麗……)
急いで走って外に出ると、そこに一人、人がいた
舞「……悠真……?」
?「……アンタ、舞?」
舞「そうだよ!佐倉舞!やっぱり悠真だ!」
悠真「なんでこの学校にいるわけ?」
舞「……え?」
そこにいた伊野田悠真は
昔とは全然違っていた
冷たい眼差し、素っ気ない態度
まるで、私を避けているかのように
