色々な困難を超えて結ばれた二人
それを祝福するかのように春が訪れ、花々が咲き乱れていた
舞「もう、あれから一年か…」
明凛「ほんと…色んなことあったね」
私たちは高校に進学した
舞、明凛、美紀、海咲は同じ学校
悠真は、違う学校に合格していた
海咲「舞、今年もよろしくね」
美紀「たくさんお話しましょうね」
明凛「一緒に青春しよ〜♪」
舞「みんな…こちらこそよろしくね!」
ーその日の帰り道ー
悠真「舞」
舞「悠真?!どうしたの?家、こっちじゃないよね?」
悠真「アンタを待ってた。一緒に来て」
舞「え…?」
言われるままについていくと
そこは海が見える小高い丘だった
舞「どうしたの?」
悠真「高校、離れてごめん」
舞「そんなこと言いに来たの?全然大丈夫なのに!」
悠真「それだけじゃない。アンタに言いたいことがあるんだ」
舞「な、なに…?」
二人の間に緊張する空気が流れた
悠真「この前の告白、アンタの気持ち聞けてすごく嬉しかったんだ。好きって言ってくれて」
舞「うん……」
悠真「でも…」
私の手を取り悠真が見つめる
悠真「アンタが思ってるよりずっと俺はアンタのことが好きだよ」
舞「悠真……」
悠真「世界中、どこを探しても俺が恋に落ちるのは舞だけだ。だから、俺と一緒に生きてくれる?」
舞「はい……!」
ー1ヶ月後ー
舞「よし、完璧!」
母「悠真くんとデート?」
舞「うん!行ってきまーす!」
母「あ、待って」
お母さんが服を整えてくれた
母「はい、かわいいよ。行ってらっしゃい」
舞「うん!」
手作りのお弁当を持って悠真の元へ向かった
舞「悠真、いるかな?」
悠真の高校は土曜日も学校がある
早く会いたいから待ち合わせの前に悠真の学校に来てしまった
舞「あ、いた…」
授業中だったらしく悠真は教卓の前に立っていた
舞(ふふ、頭いい人は大変…)
しばらくすると授業の終わりを知らせるチャイムが鳴った
悠真「あれ、舞?」
舞「お疲れ様!」
悠真「来てたの?」
舞「うん!あ、ダメだった?」
悠真「ううん、嬉しい」
悠真「外の庭に行こっか」
舞「うん!」
悠真のあとについて行き学校内の広い庭についた
舞「これお弁当!私の手作り!」
悠真「ありがとう、おいしそう」
すると悠真が寝転がって
悠真「あ、虹…」
舞「え?」
見上げると綺麗な虹がかかっていた
舞「綺麗…」
悠真「ねぇ、キス、したいんだけど」
舞「ええ?!」
悠真「ダメ…?」
寝転がっている悠真の上目遣いに負けた
舞(毎日、悠真を好きになっていく…)
垂れ下がってくる髪の毛を耳にかけると
悠真が頭を撫でてくれた
悠真「後悔、してない?俺と一緒に生きることを選んだの」
舞(これまで色んなことがあって悠真を嫌になったことだってある。けど……)
舞「してないよ。もう、悠真しか好きになれないから…」
舞(だからこの先何があってもきっと大丈夫)
悠真「舞。これから先、アンタの時間を少しでも俺に分けてほしい」
舞「少しじゃなくて、全部あげるよ」
悠真「ほんと、アンタって俺の理論を軽く飛び越えていくよね」
舞「まだ、信じられない…?」
悠真「信じるよ、もっと知りたい」
舞「悠真……」
悠真「愛してる。俺と一緒に誓ってくれる?ふたりで選ぶ、未来を……」
舞「……っ」
悠真「ねぇ……。俺と、最後の恋をしよう」
舞「はい…!」
そっと口づけを交わした
永遠を共にする、誓いのように
この虹のように私たちの道は一つに交わっていく
ずっとずっと、ふたりで幸せの架け橋を渡っていきたいから…___
それを祝福するかのように春が訪れ、花々が咲き乱れていた
舞「もう、あれから一年か…」
明凛「ほんと…色んなことあったね」
私たちは高校に進学した
舞、明凛、美紀、海咲は同じ学校
悠真は、違う学校に合格していた
海咲「舞、今年もよろしくね」
美紀「たくさんお話しましょうね」
明凛「一緒に青春しよ〜♪」
舞「みんな…こちらこそよろしくね!」
ーその日の帰り道ー
悠真「舞」
舞「悠真?!どうしたの?家、こっちじゃないよね?」
悠真「アンタを待ってた。一緒に来て」
舞「え…?」
言われるままについていくと
そこは海が見える小高い丘だった
舞「どうしたの?」
悠真「高校、離れてごめん」
舞「そんなこと言いに来たの?全然大丈夫なのに!」
悠真「それだけじゃない。アンタに言いたいことがあるんだ」
舞「な、なに…?」
二人の間に緊張する空気が流れた
悠真「この前の告白、アンタの気持ち聞けてすごく嬉しかったんだ。好きって言ってくれて」
舞「うん……」
悠真「でも…」
私の手を取り悠真が見つめる
悠真「アンタが思ってるよりずっと俺はアンタのことが好きだよ」
舞「悠真……」
悠真「世界中、どこを探しても俺が恋に落ちるのは舞だけだ。だから、俺と一緒に生きてくれる?」
舞「はい……!」
ー1ヶ月後ー
舞「よし、完璧!」
母「悠真くんとデート?」
舞「うん!行ってきまーす!」
母「あ、待って」
お母さんが服を整えてくれた
母「はい、かわいいよ。行ってらっしゃい」
舞「うん!」
手作りのお弁当を持って悠真の元へ向かった
舞「悠真、いるかな?」
悠真の高校は土曜日も学校がある
早く会いたいから待ち合わせの前に悠真の学校に来てしまった
舞「あ、いた…」
授業中だったらしく悠真は教卓の前に立っていた
舞(ふふ、頭いい人は大変…)
しばらくすると授業の終わりを知らせるチャイムが鳴った
悠真「あれ、舞?」
舞「お疲れ様!」
悠真「来てたの?」
舞「うん!あ、ダメだった?」
悠真「ううん、嬉しい」
悠真「外の庭に行こっか」
舞「うん!」
悠真のあとについて行き学校内の広い庭についた
舞「これお弁当!私の手作り!」
悠真「ありがとう、おいしそう」
すると悠真が寝転がって
悠真「あ、虹…」
舞「え?」
見上げると綺麗な虹がかかっていた
舞「綺麗…」
悠真「ねぇ、キス、したいんだけど」
舞「ええ?!」
悠真「ダメ…?」
寝転がっている悠真の上目遣いに負けた
舞(毎日、悠真を好きになっていく…)
垂れ下がってくる髪の毛を耳にかけると
悠真が頭を撫でてくれた
悠真「後悔、してない?俺と一緒に生きることを選んだの」
舞(これまで色んなことがあって悠真を嫌になったことだってある。けど……)
舞「してないよ。もう、悠真しか好きになれないから…」
舞(だからこの先何があってもきっと大丈夫)
悠真「舞。これから先、アンタの時間を少しでも俺に分けてほしい」
舞「少しじゃなくて、全部あげるよ」
悠真「ほんと、アンタって俺の理論を軽く飛び越えていくよね」
舞「まだ、信じられない…?」
悠真「信じるよ、もっと知りたい」
舞「悠真……」
悠真「愛してる。俺と一緒に誓ってくれる?ふたりで選ぶ、未来を……」
舞「……っ」
悠真「ねぇ……。俺と、最後の恋をしよう」
舞「はい…!」
そっと口づけを交わした
永遠を共にする、誓いのように
この虹のように私たちの道は一つに交わっていく
ずっとずっと、ふたりで幸せの架け橋を渡っていきたいから…___
