「やだー真希ちゃん!
咲良は乃亜のだよっ!」


言うが早いか乃亜は酒井さんの手を払った。



「ちょっとー、乃亜には健君がいるでしょ?
それに咲良は河野君のでしょ」



酒井さんは小さな子を諭すような口調で乃亜に言った。



「そう言えば…和音君 今日まだ来ないねぇ」



思い出したかのように乃亜が呟いた