「僕は天野春樹、立てる?」

そう言って天野さんは手を差し出してくれる

「ありがとうございます

天野さんはこれからお仕事ですよね

私と一緒で遅刻しますよ」

手をとって立ち上がる

「僕はここに就くことになったんだ、よろしく」

天野さんは私が通っている学校を指差す

ということは先生?天野先生?!

「先生なんですか!?イテテテ」

痛みを感じ膝を見ると血だらけだった

「保健室まで案内して?連れてってあげるから」

はい、姫抱きされましたとさ