三年の間にこんなにも崩れてしまうなんて。
分かってたはずだった。拒絶されることを。
覚悟だってちゃんと決めてきていたのにいざこうなると苦しくて、苦しくて涙が溢れて止まらない。
ねぇ、神様。
どうしてあなたはこんなにも私にひどい仕打ちばかりするの?
私があなたに何かした?
そんなことを何度問いかけたって形としてあるものではない神様が返事なんてしてくれるはずもなく、強引に涙を止めて、ただおぼつかない足どりで教室まで向かった。
教室に戻るとサキが泣いている琴音の背中を優しくさすっていた。
───ああ、こんな光景など見たくもなかったのに。
思わず、視界を閉ざしたくなる衝動を堪えて自分の席に戻る。
泣いている琴音をチラチラと他の生徒たちが見ているけれど、そんなことをまったく気にする様子もなく琴音はただひたすら泣き続ける。



