それでもキミが好きなんだ




「また迷惑電話ですか?」


『だから迷惑電話じゃねぇって!
お前がちゃんと勉強してるか確認のための電話だ』


「私はちゃんとしてるから切りまーす」


『おいおい!それはないだろ』


なにがそれはない、よ。

彼女がいるのに他の女に電話かけてくる方がないでしょ。そう思っているのにかけてきてくれて嬉しいと思っている私が一番ないか。


「そういうあんたはちゃんとしてるんでしょうね」


『あったりまえ!任しといて!』


「あー、いつもそう言って桁外れな点数取る人は誰だったっけな」


いつも余裕そうにしておいて、テストを受けると私が教えた教科以外は壊滅的なのだ。

私がいない間はどうしていたんだろう。