『あけましておめでとう!今年もよろしく!』 そんな決まったフレーズが私のLIENにいくつか届いた。 もう気づけば年を越してしまっていた。 あれから蓮太とは何も進展はなく、LIENも頻繁にはしなくなっていた。 以前、抱いていたような"好き"という感情も少し薄れてきているように感じていた。 翔平…からも特にこれといって言い寄られていることもない。 何もない。 普通の日々を取り戻す…… はずだった。