「実麻!おまたせ〜。」


「はーい。じゃあ行こうか。」


とりあえずショッピングセンターに行くことにした私たち。


新作のコーヒーを片手にぶらぶら見て回る。


外が暗くなって来て、少し小腹が空いたので、ファストフード店に入る私たち。


それぞれ好きなものを買って席に着く。


「じゃあ…はい!」


そう言って実麻は可愛く包装された小包を渡して来た。


「え!開けていい?」


「いいよ。」


そっとあけると、中にはイヤリングが入っていた。


デザインも私好みであった。


「ありがとう!」


そんな実麻のプレゼントに喜んでいたのも束の間、


「ハッピーバースデー!」