「駄目ですっ<font color="#000000"></font>こんな大金頂くわけには……」


慌てて返そうとするあたしの手を近藤さんがやんわりと押し返した。


「いやいや、そんなたいしたた額でもないし、案ずるな藍染君!」



ワッハッハと豪快に笑う近藤さん。



「それに、私たちが使うお金の使い道なんてそうたいしてあるわけでもないので♪」



「いや、でもっ…」



まだあたしがお金を受け取るのを渋っていると、遂に鬼の副長、土方さんの激が飛んだ。



「あ〜<font color="#000000"></font>うだうだうるせぇ!だいたい誰がその金お前にやるっつったよ!?出世払いだ出世払い!お前が稼ぐようになったらそんときに利子でも何でも付けて返させてやる!それまで間違っても死ぬなんてことは許さん!」


「は、はいっ!」


「分かったんならとっとと加治屋にでもどこにでも行って刀買ってこい!オイ総司、どうせ刀のことなんてわかるどころか、買い物もできねーだろうからお前もついてってやれ。」


「はぁい♪」


「それから…、
今はまだお前が来た理由は他言無用だ。」