「それで、私を呼び出して何のよう?」

そう、わざわざ私が住む城に手紙を出したのだ。
幸い、中身はメイド達にも見られずに済んだ。

「No.65、貴女には帰ってきてもらいます」

「私は何年も前に去ったのに、それでも探してたの?」

「勿論でございます。貴女はマスターのお気に入りですから」

お気に入り……か…。
とても気味が悪い、あれだけ私を苦しめてきたのに。
今すぐ、こいつも小型ナイフで…………。

「…おっと、物騒ですね」

「気味がわりぃんだよ、今まで私をほっておいて今更…!!!」

「今更?私はずっと貴女を見ていましたよ?」