常務「きっと彼女もやりづらいですし...」

社長「あなたは先程の瀬戸くんの
言葉を聞いていましたか?
大丈夫ですよ。彼女がもしも
やりづらさを感じたら...
部下思いの瀬戸くんが
力になってくれますよ。
そうですね?瀬戸くん。」

仁「もちろんです。」

社長「後の事は瀬戸くんに任せましょう。」

社長が会議室を出て行くと
他の役員達も次々に部屋を出て行く。

残された俺と水無月と葉山。
葉山はほんの少し水無月を睨むと
乱暴に部屋の扉を開いた。