葵「負けたくない。誰だって。
社会にも世の中にも負けずに
自分を大切にして欲しい。
私は...お母さんに負けちゃったから...
負けない強さと自分を大切にする
気持ちを忘れないで欲しいんです。」

仁「君なら大丈夫だ。
君なら出来る。」

葵「心強いです。
部長のエールか何よりも。」

仁「一緒に頑張ろう。」

葵「はい。」

妻と別れてから...思っていた。
俺は誰かと共に人生を
歩む事など出来ないんじゃないかと。

恋なんて2度とごめんだ。
大切な人を傷付けるくらいなら
恋なんてこの世の中から
消えてしまえばいいと思っていた。

でも...やっぱり恋があるから
皆、一生懸命になれるんだ。