殺人中毒に冒される一方で、 僕の頭の中は“警察との対決”という妄想で溢れる。 そして対決の結果、いつも勝つのは僕だ。 誰も僕の正体に気付くことが出来ず、 むなしくその場を去って行く光景がずっと頭の中で反芻していた。