たとえ君がいなくなっても私は忘れない





なんて思いながらも、みんな真剣な表情で私を見ているから答えた。



「今も変わらず好きだよ。
高校からずっと、颯汰が好き。」



本気で恥ずかしくて、逃げ出したいし



なんの罰ゲームだよって思ったけどみんなの表情を見てるとそんなことできない。



本当に、どうしたんだろう………





「………だってよ、颯汰。


上田のつけてるネックレス、お前があげたやつなんだな。」




「え……?」




今、なんて言って……?
まるで颯汰に話しかけたような言い方。



戸惑う私。



そんな私を見て、みんな満足そうに笑う。
どういう、こと……?



「じゃあ上田、後ろ向いて。」
「後ろ……?」



「ほら、優梨早く。」



そう言って隣にいた沙良が私のマイクを取り、私を方向転換させる。



視界に入ったのは、閉められた会場の入り口。



しかも暗くてあまり見えない。



と、思っていたらそこにライトが当てられる。



何故か、緊張してきた。
嫌、違う。と自分に何度も言い聞かせる。



だけど期待は膨らむばかりで………



ガチャッと、入り口の扉が開いた。
そこから入ってくる、一人の男。