たとえ君がいなくなっても私は忘れない






ーーーそれからも少しまわった後、時間は午後3時を指していた。



私たちは水族館を後にし、海に行く前に一駅先のショッピングモールに向かった。



昨日に急遽決まったから、ちゃんとした計画を立てられなかったのだ。



とりあえず海に行くいい時間まで時間を潰そうと思ったのだろうか。



それでも私はいいと思った。
別に颯汰が隣にさえいてくれたらそれで………




「アクセサリー?」
「そう。俺が優梨にプレゼントしたい。」



「でもさっきもプレゼントし合ったよね?」
「これは俺だけが優梨に渡したいんだ。」



どうやらショッピングモールに行ったのにはこれが理由らしかった。



見るからに高そうなアクセサリーショップ。



そこに迷わず颯汰は入っていった。