次の日の朝、10時。 あれから颯汰から連絡がきて、指定された場所に行くとすでに颯汰は来ていた。 昨日に会った颯汰とは違った優しい顔で私を見つけるなり微笑んだ。 ああ……颯汰だ。 昨日も会ったはずなのに、久しぶりな気がしてならない。 もうすでに泣きそうだ。 「優梨、昨日も思ったけど随分大人びたな。」 「それなら颯汰もでしょ? もう立派な大人だね。」 「どうかなぁ。 俺はまだまだ精神年齢子供かな。」 その“俺”とは颯汰自身のことを指しているのだろう。