たとえ君がいなくなっても私は忘れない





『それに、前向きになって頑張る優梨に俺は助けられた。


それは今も。


多分優梨がいなかったら俺、今頃潰れてたと思うから。』



「そう、た………」



『………本当はもっと話したいけど、今日はもう電話切らないといけないんだ。


でも、両親は俺に一日だけ時間をくれた。


だから、優梨……


明日、空いてる?
会えないか?ちゃんと全部話したい。』




「えっ……?」



予想外の言葉に驚いた私。



それって………



「颯汰に、会えるの?」
『うん。明日、優梨がいけるなら会いたい。』




会いたい。
好きな人にそう言われて、嬉しくないはずがない。