その光景が嬉しくて、涙がこぼれ落ちそうになる。
「優梨……?」
「ご、ごめん……」
私、何か勘違いしてたみたい。
颯汰を忘れない。
私は颯汰を忘れないって思ってた。
だけどその考え方は違っていたんだね。
みんな………クラスのみんな、颯汰のことを憶えている。
たった半年、それだけなのに
颯汰の存在は大きくてみんなの心に残っているのだ。
それがたまらなく嬉しい。
ねぇ、颯汰。
誰一人として颯汰のことを忘れてないよ?
届いてますか?
「颯汰愛されてんねぇ!」
「優梨ちゃん、元気出して!」
なんか励まされちゃってるし。



