たとえ君がいなくなっても私は忘れない





「本当に青春してるな!」
「羨ましい〜!」



みんな笑顔で祝福のようなことされるけど、付き合ってないからね!?



でも颯汰は否定も肯定もせずニコニコ笑うだけ。



今颯汰はなにを考えているんだろう?
そう思いながらも、聞く勇気はない。



それから少しして、いい時間になり帰ることになった私たち。



本当に楽しかったし、みんなも楽しかったと騒いでいた。



現地解散で、みんな帰っていく。



私はというと、颯汰と約束はしてなかったけど自然に二人で帰ることになった。



二人で並んで駅へと向かう。



その間も心臓がドキドキとうるさくて、颯汰の隣にいるのが違う意味で苦しい。



多分いい意味で。
好きって、ことなんだと思う。