たとえ君がいなくなっても私は忘れない






集合時間は夕方のため、少し日が沈んできた道を歩く。



目的地に着くと沙良ちゃんと静ちゃんはもう来ており、私は二人の元へと行った。



「もう、沙良ちゃんったら
二人でラブラブして来ちゃって。」



静ちゃんにからかわれ、少し恥ずかしくなるけど違うと否定する。



「本当に違うから……!」



「でもさ、桐原くんって女子の中で優梨ちゃんのことしか下の名前で呼んでないよね。」



ふと沙良ちゃんがそんなことを言った。



確かに、颯汰は私以外の女子は苗字呼びだ。



だけど前の学校では下の名前で呼び合う女子がいたかもしれないし………



と思うと胸が苦しくなるけど気にしない。



それから少し経って全員が揃ったため、花火を買いに行ってから始まった。