たとえ君がいなくなっても私は忘れない





私は準備してきた資料を二人に見せながら話した。



なぜこの大学を選んだのか、文学部に行きたいのか。



取れる資格とか、就職先のこととか。



まだ将来の夢とか就きたい仕事は決まってないけど、大学で学びたいことはあるって。



この前話した時は理由なんて言わなかった。



少し恥ずかしかったけど、国語をもっと深く学びたいってちゃんと話した。



全部、自分の気持ちを話した。



話し終えて、二人の返事を待つ。
その間に流れた沈黙はどこか苦しいけど我慢する。



そして先に口を開いたのは……



お父さんだった。




「優梨……変わったな。」
「えっ……?」




お父さんは私を見て笑う。
その眼差しはどこか優しい。