プシューッ 空気を吐き出すような音と共に、電車のドア が閉まった。 それと同時に、彼も飛び起きた。 「「あ」」 彼と私の声が、見事にシンクロした。 「・・・またやっちったよ~・・・」 彼は頭をかきながらやっちゃった、という顔 をしている。 一方私は、目が点。 高校生活初・乗り過ごし・・・ こういうときってどうすればいいのかわか らない。 とりあえず、アタフタしてみた。(汗)