「え?」 頭の上から呟きにも似た小さな動揺が聞こえた。 「ど、どうしたの?」 「だって…ゆうちゃん今、大好きって…」 数秒、何を言われているかわからなかったけど、さっきの言葉が心に留まるばかりでなく口に出されていたことにようやく気づいた。 「ち、違う!これは…別に…!」 恥ずかしすぎてまおの腕から抜け出して距離をとる。 でもすぐに後悔した。 だって…こんな悲しそうなまおの顔、見たことない。