頷くつもりはなかったけれど
手に持っている可愛らしい
紙袋を見たら断れなかった。

例え、至にお弁当を
受け取ってもらえなくても
至を思い続ける白咲さんの
味方になりたかった。
そのくらい、僕は白咲さんに
感謝しているんだ。

翌日、至に親睦会の話をすると
少し渋りながらも来てくれた。

至「つかさ、いきなり
親睦会って何なんだよ。
話読めねぇし、面倒だし
俺、いなくてもいいんじゃない?」