せっかく彼女が至のために
作ってくれたお弁当を
僕に渡すだなんて、あまりにも
白咲さんが可哀想すぎる。

彼女が至に好意を抱いているのなら
僕は応援しようと思った。
だって、彼女は僕に
初めての事を沢山教えてくれたから。

颯「受け取れない。」

至「は?」

颯「白咲さんに失礼だから。」