マッシュくんに借りたハンカチに
アイロンをかけ手早く
サンドイッチを作ると家を出る。

電車に乗りながら
私は遠足へ行く前の小学生みたいく
心を躍らせていた。

マッシュくん、喜んでくれるかな?
それとも、重いって引かれるかな?
でも、気合いの入った手作り
弁当じゃないし大丈夫だよね。

そう自分自身に言い聞かせ
出社早々、営業二部へと向かう。