愛美「先輩っていつもそうだったから。
傷付いてる時も傷付いてるって
表に出さない人だったから。
ううん、それはちょっと違うかな。
出さないのか出せないのか
その辺は分からないけどさ
いつも笑っててたまには思いっきり
泣けばいいのに。愚痴ればいいのにって
そう思ってたから、至くんが先輩の
そういう存在になれたのなら私も嬉しい。」

至「‥愛美。」

愛美「先輩はいつも頑張ってるから
いいじゃん、たまには。潰れるほど
飲んだって‥。頑張ってるんだから。」