渚「ん?なんて読むんだろう。
ししゃ?しもの?」

シ者と書かれた本を開いてみる。

『真っ暗闇の僕の前に現れたのは
光の国からやってきたシ者だった。
彼女は僕に笑顔を持ってきた。』

とても綺麗な言葉だった。

渚「松村さん。これ買います。」

何だかとてもワクワクした。
宝物を手に入れたような
そんなドキドキとワクワクで
いっぱいの本だった。