颯「‥それは‥‥」

至「白咲の家に行ったって聞いて
お前は俺にムカついた。違うか?」

颯「違うよ。ムカついてない!
僕はただ、至がまた酷い事を
言ったんじゃないかって
白咲さんを傷付けたんじゃないかって
心配なだけだよ。白咲さんには
もうこれ以上、傷付いて欲しくない!
でも、至と白咲さんが
うまくいってるのならそれでいいよ。」

至「いい加減!向き合えよ!
言っただろ?白咲はお前の事が
好きなんだよ。今だって白咲は
お前の言葉を待ってるんだよ。
何で、お前はそんなに
意気地なしなんだよ。」

分かってる。でも、やっぱり
僕は白咲さんに会う事は出来ない。