僕だって忘れた事なんてない。

至「俺はあの時初めて感動を知った。
お前のピアノの音色に胸を打たれた。
だから、お前と話したいと思った。」

だって、あの日があったから
僕は至と友達になれたんだから。

颯「入学した時から好きでした!
付き合ってください!
ずっとじゃなくていいよ。
経済学部の陰キャラに
付きまとわれて困ってるの。
だから、一週間だけでいいから
私と付き合ってくれないかな?
て、さっき俺に告ってきた女が
そう言ってたよ。唯川。」