耳を塞いでしまいたかった。 目を逸らしてしまいたかった。 最も遠い場所にいると思っていた 綺麗な白咲さんがあまりにも近すぎて この部屋から逃げ出してしまいたかった。 軽蔑なんてする訳がない。 だけど、目の前にいる人は 白咲さんではなかった。 どうして白咲さんは 正反対で同じなんだろう。 何かの苦労もなく悩みもない 正反対な人なら諦める事が出来たのに。 こんな言葉を言わずに済んだのに。