颯「それは、そうなんだけど。
そのおかげで決意が
固まったってゆうかさ
もう1度、夢を見てみようと思うんだ。」

至「夢?」

颯「小さな夢だけど大切な夢。
僕も、白咲さんのように
誇れるものが欲しいから。」

そんな勇気をくれたのは
白咲さんだった。
あの日の白咲さんの言葉があれば
平気なように思えた。