誰にも語った事のない
僕の小さな夢の話を
いつの間にか白咲さんに話していた。

白咲さんの事を知りたいという気持ちが
いつの間にか僕の事を知ってほしい
という気持ちに変わっていって
僕はどんな事でも白咲さんに
話したいと思った。

僕が夢を語っても白咲さんなら
きっと、いいねと言ってくれる様な
気がして、受け入れてくれるような
気がして、僕はありのままの僕を
曝け出したいと思うようになっていた。