渚「何でもいいのよ。
松野社長の好きなものとか。
信念とか。社内の雰囲気とか。
とにかく何でも!!」

至「‥別に‥何もない。
俺、人には深入りしないから。
プライベートなんて尚更
興味もねぇし。」

白咲はため息をつきながらノビをする。

渚「もう!使えないな~。」

至「うるせーよ。
絞り出したアイデアなんて
どうせボツになるだけだから
諦めてあんたも帰れば?」