至「例えば俺がこれがいいって
言ったらあんたはそれを買うのか?」

渚「分からないけど
参考にはすると思うよ。」

至「だったら、俺は答えない。」

渚「何よ、それ。」

ほんの少しだけ白咲は怒っていた。

至「プレゼントってさ
相手に何をあげるかが
大切な事じゃないと思う。
あんたが颯のために悩んで選んだ。
その過程が大切だと思うから
悩めばいいんじゃん?」