虹の向こう側

暗くてあまり美沙の顔が
よく見えない。


「あともうひとつ星夜に告白しなきゃいけないことがあって」


街灯だけが頼りな今。見えたのは
ひとすじの涙が流れたことだった。


星みたいに光っているきれいな涙は
すぐに落ちて光を失った。