ガラスの靴



だけど私はお酒が弱い方。


もしヘマをしたらこれこそ取り返しがつかなくなる。


例えば蓋をした気持ちが溢れたりとか。


このことについてはこの後翔太さんとランチだからその時に聞こう。




「お待たせしました」


一緒にお店に行くのはなんだか気がひけるから私は片付けをしてから少し遅れて行った。


まぁここも会社の近くだから誰かしらに見られるんだけどね。



「久しぶりだよね。こうやってご飯食べるの」


料理も運ばれて来ていつ本題に入るんだろうとそわそわしていた時翔太さんから話しかけてきた。



目の前にいる翔太さんは穏やかに笑いながら言うからこの状況が深刻なのかどうなのかわからなくなる。



「そうですね。それより、翔太さん、」


私は持っていたお箸を置いて翔太さんの顔を見る。


「話ってなんですか?」