そして、俺は彼女に会わないまま高校に上がり、今は2年生だ。

【?】「...う…太陽!」
ビクッ!!

【太陽】「翔、驚かすなよ!びっくりするだろ!」

今おれの名前を呼んだのは俺の大事な友人一ノ瀬翔
そうそう、俺自分の名前言うの忘れてた。
俺の名前は朝日奈太陽。これからよろしく!

【翔】「んで?お前は誰に手を振ってんだ?」
【太陽】「だ、誰でも良いだろ!それより翔が突込みって珍しいねww」

翔の性格はいつもハイテンションでパワフル元気で逆に良く突っ込まれるタイプだ。
【?】「はははっ!」
!?
笑い声?翔がいる反対側の横を見るともう一人の男子がクスクスッと笑っていた。
【太陽】「結城?急にどうした?」
クスクスッと笑っていた男子は加賀 結城。俺のもう一人の友人だ。
【結城】「いや~君たち二人を見ているととても面白いなぁ~と思って(笑)」

【翔】「おい!待て、俺らのこと見て笑えるってどういう事だよ!俺ら面白いことなんて何もしてないぞ!」

この何でもない平和な日常、いつまで続けられるのだろうか
この話は俺たち3人の男子が恋をして青春を送る物語